実家の空き家、泥棒に狙われやすいのはなぜ?空き家特有の防犯リスクと今からできる対策

空き家泥棒に狙われやすいのなぜ?空き家・管理のリスク

「実家はしばらく誰も住んでいないけれど、特に困っていないから」とそのままにしている方は少なくありません。しかし最近、そうした空き家を狙った侵入窃盗(しんにゅうせつとう:家に入り込んで金品を盗む犯罪)の被害が全国で急増していると報じられています。この記事では、なぜ空き家が泥棒に狙われやすいのか、そして今からできる防犯対策と、”それでも不安なら”という選択肢について、分かりやすく解説します。

実家、もう何年も誰も住んでいないんですが…最近「空き家が泥棒に狙われやすい」って聞いて、急に心配になってきました。うちみたいな空き家でも危ないんでしょうか?

こだせんせい
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決して他人事ではありませんよ。空き家を狙った侵入窃盗は、ここ数年で全国的に増えていると報道されています。今日は、なぜ空き家が狙われやすいのか、そして今からできる対策について一緒に見ていきましょう。

「空き家が狙われている」というニュース、実はかなり深刻です

東京新聞デジタルなどの報道によれば、空き家を狙った侵入窃盗の被害は2025年に全国で約1万2000件にのぼったとされ、ここ数年で急増していると伝えられています。警察庁の統計を基にした解説記事でも、空き家に残された家財や設備などを狙った窃盗が数年間で大きく増加していると報じられています。長期間誰も住んでいない家は、泥棒にとって「見つかりにくく、盗みやすい」絶好の標的になってしまうというのが実情です。相続した実家を遠方から管理している方や、住み替えで空き家になった実家をそのままにしている方にとって、これは決して他人事とは言えないニュースです。

うちの実家、郵便受けがもういっぱいになってますし、庭の草もかなり伸びちゃってます…これって危ないサインですか?

こだせんせい
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まさにそれが典型的なサインです。次の章で、空き家がなぜ狙われやすいのか、具体的に見ていきましょう。

なぜ空き家は泥棒に狙われやすいのか

空き家が侵入窃盗のターゲットになりやすいのには、いくつかの理由があります。

  • 郵便物が溜まっていたり、雨戸が閉まったままだったりと、外から見て「誰も来ていない」と分かりやすい
  • 近隣の人目が届きにくく、万一侵入されても発覚が遅れやすい
  • 一度「狙いやすい家」と目をつけられると、同じ家が繰り返し被害を受けるケースもある

こうした特徴は、実家を相続したもののまだ活用方針が決まっていない物件や、住み替え後にそのままにしている一戸建てに、まさに当てはまりやすいものです。「誰も気づかないまま、何度も狙われる」という状態が続いてしまうと、被害に遭ってから初めて気づくことになりかねません。

また、SNSやフリマアプリへの投稿がきっかけになることもあります。「実家の片付けをしています」といった投稿に写り込んだ表札や周辺の景色、位置情報などから、留守の家だと推測されてしまうケースもあるため、投稿内容には注意が必要です。

「わが家も狙われているかもしれない」と感じた方は、空き家をどうするか、まずは価格帯だけでも確認してみるのも一つの方法です。

防犯だけでは終わらない、空き家特有の”複合リスク”

実は、空き家が抱えるリスクは防犯面だけではありません。たとえば、空き家を管理せずに放置して自治体から「管理不全空き家」に指定されると、固定資産税の優遇(住宅用地特例)が外れ、税額が最大6倍近くに跳ね上がることがあります。詳しくは以前の記事「実家の空き家、放置していたら固定資産税が最大6倍に?”管理不全空き家”指定の基準と今からできる対策」もご覧ください。

また、空き家のままでは火災保険に加入しづらくなることもあり、以前の記事「実家が空き家のままだと火災保険に入れない?放置するほど補償が遠ざかる理由とは」で解説したとおり、いざという時の備えが薄くなってしまうケースもあります。さらに、老朽化した建物が倒壊してお隣に被害が出れば、所有者が損害賠償責任を問われる可能性もあり、以前の記事「空き家が倒壊してお隣に被害が出たら?知らないと怖い所有者の損害賠償責任とは」で詳しく取り上げています。防犯リスクは、こうした複合的なリスクの入り口のひとつに過ぎないとも言えるでしょう。

防犯だけじゃなくて、税金とか保険とか、いろいろ重なってくるんですね…

こだせんせい
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そうなんです。だからこそ、できる対策はできるだけ早めに手をつけておくことが大切です。

今からできる防犯対策と、”それでも不安なら”の選択肢

空き家の防犯対策として、次のようなことがよく挙げられます。

  • 郵便物の転送設定や、定期的な巡回・空き家管理サービスの利用
  • 補助錠や人感センサーライトなど、侵入に時間がかかると分かる対策を増やす
  • 自治体の空き家相談窓口に相談したり、近隣の方にひとこと声をかけておく

このほか、タイマー式の照明で夜間だけ電気がついているように見せたり、庭木を定期的に剪定して死角を減らしたりといった工夫も、空き家が狙われにくくなる効果があるといわれています。

どれも有効な対策ですが、実家が遠方にある場合は定期的な巡回自体が難しく、管理を外部に委託すればその分のコストもかかります。対策を続けながら空き家を持ち続けるコストと、売却して手放すことを一度並べて比べてみるのも、ひとつの考え方です。

まとめ:空き家の防犯対策は、”持ち続けるかどうか”を考えるきっかけにも

空き家を狙った侵入窃盗は、全国的に増加傾向にある現実のリスクです。郵便物の管理や防犯対策である程度リスクを減らすことはできますが、防犯・税金・保険といった複合的な負担を考えると、このまま持ち続けるか、売却して手放すかを一度検討してみる価値はあります。まずは、ご実家がどのくらいの価格で売れるのか、現状を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容は東京新聞デジタル「空き家を狙った窃盗被害が全国で急増中 2025年は1万2000件 標的にされないための対策は」(2026年報道)を参考にしています。

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実家の空き家、郵便受けがいっぱいで誰も住んでいないのが一目で分かる状態なんですが…こんな状態でも査定をお願いできますか?

こだせんせい
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